自己跳躍プログラム

新しい血を作るためのプログラム

金がなくても海外に脱出する方法5選

もう日本にいるなんてヤダ!
なんか違う!なんか違う!満員電車もクソみたいな人間関係も自称プロブロガーのブログ記事見て焦燥感に駆られるのも自らの自意識に振り回されるのももうヤダー!という人も

俺はもう日本なんて退屈しているんや!俺は新しい場所で、自分の力で人生を開拓したいのだ!俺には日本は狭すぎるんやー!という平成の屯田兵たちも

日本を出たいけど金がねえ!と思って地団駄を踏んでいる人は少なからずいるのではないだろうか

世間では、「今の現実をつまらないと思っているお前の思考こそがつまらんのだ」だの「つまらない現実を作るお前がつまらない」だのという戯言が我々を圧迫してくるが、人間なんて認知と環境の半分で構成されるのであって、いやむしろ非言語的な力に人間は圧倒的に影響を受けるのだから、「場所を変える」というアプローチは子育てにおいても転職においても、そして人生においても有効性を持つ

「移動の自由」は我々に残された福音である


①トビタテ! 留学ジャパン (学生向け)

大学生の留学 | トビタテ!留学JAPAN | 文部科学省



知っている人も多いと思うが、日本政府による学生のための留学支援制度である
国が主導しているため、留学計画や事前説明会などはダルいが
長くて1年間、留学先の授業料や生活費、渡航費を支給されるというチャンスはうまい

ある程度の社会性を持っているなら受けない手はない(筆者の学生時代にはなかった)

インターネットを見れば受かるための攻略法なども載っていると思う


ちょうど今、10期の申込期間を行っているので、悶々としている学生は応募を検討してみるのもありだと思う

第10期募集期間 平成30年7月2日~10月12日


青年海外協力隊

20~39歳の方 | JICAボランティア

青年海外協力隊は2年間海外に技術移転と国際交流のためにボランティアに行くプログラムだ
もしかしたら「農村を開墾するんだろ?」というイメージを持っている人もいるかもしれないが、募集職種は行政支援やらマーケティングやら医療や教育などなんと100種類以上もある

「日本で2,3年働いたけど、飽きてきたしそろそろなんかぶっ飛んだことしてえなあ」という人は一度募集職種を見てほしい
自分がやっている仕事の職種も入っている可能性が高い
そして現地の機関も、仕事を知らない新卒者よりも、日本で数年働いた専門家がほしいわけなので、選考も通りやすい

募集は年二回、春と秋にある(次は10月)

こちらも渡航費から準備費、現地の生活費、保険等をすべて国が負担する
合格までは、書類選考1回と、面接1回なので、働きながらでも土日を使えば余裕で準備ができる

青年海外協力隊に感じる個人的なメリットは「キャリアをバグらせる」ことができるという点にあると思う

先日私の会社に協力隊から日本に帰ってきた人が入社してきた

その人は32歳なので、冷静に考えれば「30歳で日本を出てボランティアをしていた」という社会不適応者とも取れるが、

『外国での2年間の生活経験、第2言語を習得している』
という経験は、グローバル人材という謎概念が高騰している日本企業では高い評価を得られることも多い

筆者も合格をもらったことがあるが、面接会場には、20代後半で人生に迷ってる風の人も多かった

日本でめちゃくちゃ働いたけど、本当はもう疲れた…
という人にもお勧めしたい

また、毎月6万円くらいの帰国準備金というのが振り込まれ、使わずに帰ってきたら100万以上の貯金ができるため、将来独立したいけど今金がないと言う人にもいいかもしれない

日本語教師の派遣

国際交流基金 - 日本語専門家の海外派遣

海外で日本語を教え、その費用を国が負担してくれるというもの

詳しくはここを見てほしい

日本語教師海外派遣!有給とボランティアで経験を積む!


「もう仕事辞めたい、日本ももういや!でも自分が何をしたらいいかわからない…」
という人間がいれば

ハローワーク職業訓練日本語教師のコースを受講

日本語教師海外派遣プログラム参加
③日本でも海外でも働けるし、青年海外協力隊日本語教師に応募

などのルートも作れる

日本は現在労働人口不足で大量の外国人労働者を受け入れている
彼らへの日本語教育など、需要は国内外である

しかも「日本語教師」というのは「定義」とか「偉さ」が結構あいまいなので、野心的な人は独立したりユーチューバーになったりというポテンシャルも高そうな雰囲気はしている

④海外就職をする
国がやっているプログラムは金の世話はしてくれるが、どうしても堅苦しいものになる

国になんて頼りたくねえ
普通に給料がほしい

という人は海外就職をお勧めする

日本も人材不足ならば、「海外で働いてくれる日本人人材」も不足している

もし海外就職する場合、まず一番に狙うべきは『駐在』の求人だろう
大手の求人サイトを使って見つけてもいい
また意外とハローワークの求人検索にも『海外』というカテゴリがあり、結構いい条件で募集していることがある

「そんな簡単に駐在とか受からないだろ」と思わずに
まずは探してみよう

そして次に
海外現地採用

現地採用」というのは、駐在員のように日本の雇用保険社会保険に入らずに現地のものに入り、給料も15~20万くらいに抑えてある求人である

給料が抑えられている分、入社条件のハードルは低い
渡航費を出してくれる求人や、寮が完備されている求人もある

ただし、前述したように現地採用雇用保険や日本の社会保険に入らないものが多い(たまに入れてくれる会社もある)
また現地でトラブル(たとえば給料額が違うとか)が起きても外国である

要するに「何が起きるか分からない」

リスクの自己管理とサバイバル能力が試される

その代わり日本でできない体験も多くできると思う

私の友人に、日本では職場を何度か変え、職歴的にも経済的にも不安定だった人がいたが、フィリピンでマネージャーの仕事を得て、「何でもっと早く来なかったんだろう」と最近言っていた

私はベトナム現地採用の面接を受けて口頭で合格だと言われ、帰国前日に白紙にされたことがある

いいことも悪いこともなんでも起こりうる

給料・労働条件・契約書の内容をよく確認しておくこと
エージェント、現地の会社を信用しすぎない


トラブルが起こったらネタにしちゃえ、という最終防衛ライン「ユーモア」を持っていれば大丈夫

ここでよく説明会が行われている。聞けば色々丁寧に教えてくれる

https://www.kaigai-shushoku.com/



⑤すでに海外にいるぶっ飛んだ人に突撃していく

なんだかよく分からないが、もっとよく分からない形で海外に行きたい
仕事とか国の金とかではなくもっとカオスな状況に身をおきたい
自分の人生をめちゃくちゃにしてみたい。怒涛のような失敗をしてみたい

というマゾいひともいるだろう

そんな人のために一応事例を用意した

海外には色々な人がいる。

挑戦の機会をくれる人
たまに観測される、海外で起業した人間が「うちの会社でインターンしてみるか?」という事例

ケニアで起業おじさん on Twitter: "【拡散希望】インタビュー続編です。どんな思いで起業してるのか、何を目指してるのかを中心に書いて頂いたので、読んで頂けると嬉しいです。これからアフリカでAmoebaXを凄い会社にしていきます。

ボードメンバーもインターン生も少しでも興味ありましたらDM下さいませ!
https://t.co/KalMf962JO"

また一緒に遊ぶ人間を探している自由人のような人

坪田佳大/週3勤務の会社経営 on Twitter: "8月中旬ぐらいからセブで一緒にDIYやれる人をゆるく募集。
部屋に家具すらないので、材料買ってきて、1から作る感じ。基本的に自由で、制約なし。

部屋はあるので、宿泊費は無料。試しにセブ生活をしてみたいひととかに最適。"


こういった人々が提供してくれるチャンスを掴まえ、ジャンプするという手もあるだろう

※ただし言うまでもないが、ネットだけで知っている人に会いに行くというのは、相当危険な行為である
海外で日本人をだますのは、同じ日本人か、日本語が達者で笑顔が素敵な外国人であることは忘れないように

また、そもそも金もないし日本に帰る金もないがとりあえず行っちゃう、という方法もある
たとえばこの人↓

帰れないマケドニア浪人生🇲🇰 on Twitter: "やっと更新した!金なしでイタリアに置き去りになったけど、なんとかなった話です。もし金なしでイタリアに置き去りにされたら心配という人は読みましょう!

金なしでイタリアに置き去り!帰宅編!|帰れないマケドニア浪人生🇲🇰 @tomoki_rounin2|note(ノート) https://t.co/Di1R5Df1ef"


痛快

世界はなんでもありだな、と思う


とにかく、金銭的な問題は意外と何とかなる

あとは何が起きても自分で引き受ける態度とド根性

ピンボールを押し出せ

恐怖と興奮で思考を揺さぶり、新しい空気と出会いで血を作る

あなたの健康と、あなたが存分に蛮勇を奮えることを祈って。